東福寺塔頭、即宗院。
薩摩藩の菩提寺。
幕末には、西郷隆盛と月照が秘かに倒幕計画を練ったとか。
清閑寺もそうでしたね。
興味深かったのは、徳川慶喜の掛け軸。
「悠然得佳報」
待っていれば、朝廷に返した政権は戻ってくる。
そんな推察が出来る書。
また、西郷隆盛は、「敬天愛人」と。
天を敬い、人を愛す。
いい言葉。
本堂を出て、高台へ。
かつて、鳥羽伏見の戦いの折、大砲を山頂に設置し、市内へ砲撃したとか。
明治維新の際、戦死した薩摩藩士524名の名が刻まれた碑。
150年前、そんな事が起こったとは、信じがたい平和な現在。
平和ボケと言われるほど。
争いは、避けないと。