エアコンの効いた部屋で、カフェラテ。
自動ドアが、頻繁に開閉し、沢山の人が出入り。
ざわつく都会。
通りゆく人を眺めてても、心のリセットとは程遠い。
雷雨注意報も出ていたが、なぎら氏のお誘いに乗って愛宕山へ。
数年前にも一度。
案の定、途中土砂降りだったが、限定地域だけの夕立。
7・31は、愛宕神社の千日詣り。
一日で、千日の功徳を頂けるとあって、
老若男女問わず結構な人気。
小さな子供を連れて行くと、火事に一生会わないとの言い伝えから、
背中にしょって上がる夫婦も多い。
約4kmの険しい山道を沢山の人が上る理由?
火事除けもあるだろうが、どうも違う。
自分を試してみたい。
なにかマラソン的な、そういったものがあるのではないだろうか。
入り口の看板。
何気に撮ったのだが、後で教訓に。。。
これでもかという坂道。
見上げては、めげる。
足元だけを見つめて、一歩一歩。
登る人は、「お下りやす」
降りる人は、「お登りやす」
声を掛け合うのが流儀。
それぞれのペース。
ゆっくりもいいし、早くでもいい。
ゴールは、一つ。
何となく人生。
休んでよし。
休まず、抜いてよし。
そこそこ来たと思ったら。
え、まだ。。。
20分しか経ってないか。。
黙々と登る人々。
日が沈み始める。
ほぼ、真ん中。
一時間経過。
一か所、唯一の下り坂。
ホッと一息。
これも、人生。
一時間半で、水尾別れ。
坂道との格闘が続く。
シャツは、ビッショリ。
学生時代のクラブでかいた汗の量に匹敵。
七時過ぎ、境内に到着。
今回は、二時間を切った。
頑張り過ぎたかも。。
本殿でお詣りし、お札を頂く。
子供を背負っての参拝者も多い。
まさに、親心のなせる技。
再び下山開始。
下り坂は、膝や腰にキツイ。
ツルツル滑る箇所も多々。
何度かこける。
足元が良く見えないので、余計に疲れる。
あと400mになった所で、急に体が動かなくなった。
手がしびれ、足が痙攣。
これは、脱水症状だなぁ。
もう水もないし。。
なぎら氏に頼んで、救助要請。
しばらくすると、消防団の方が二人。
ミネラルウォーターを一本頂き、しばし様子見。
15分ほどすると、何とか復活し、下山。
やれやれ。。
塩分と水分の重要性を初めて体験。
なぎらさん、消防団の皆様に改めて感謝。<m(__)m>
良かった。無事下山。
私は無理です。