
薬師寺。
インドから、シルクロードを通り、
玄奘三蔵法師が持ち帰った法相宗。
因みに、清水寺は北法相宗。

日本文化研究舎。
二村盛寧氏のツアーに参加。

広大な敷地に建つ伽藍。
焼失した伽藍を写経勧進で、再建。

京都ではあまり見られない、
屋根の端の「しび」。

魚のしっぽは、水面を表し、
水面下は、火事にならないとか。

東西に三重塔があるのも、
ここならでは。
「凍れる音楽」と称される東塔。

裳階が付いて、六重塔のよう。
解体し、よく元に戻せるものですね。
私の不得意とするところ。(笑)

再建された西塔は、東塔より30cm、
基壇を含めると1.1m高くなってる。

500年後には同じ高さに、
千年後には、屋根が同じ形に。
西岡棟梁が考慮されたそう。

金堂の薬師如来の台座の模様。
上から、ギリシャのぶどう文様、ペルシャの蓮華文様、
インドの神様、中国の四神。
まさに、シルクロード。



300年のお役目を終えた東塔水煙。
飛天の透かし彫りが美しい。



遺骨が眠る玄奘三蔵院。

「不東」の額。
お経を持ち帰るまで、
東を向かないという強い意思。


カンカン照りの中、
爽やかな救いの風。
そろそろ、日傘を買おうかなぁ。
年ですから。。
