京都御苑の梅が咲きだした。



まだまだ、風は冷たいが、
春はそこまで。



透明感ある黄色の蝋梅。
何とも、綺麗。



年齢を重ねるほどに、
感じる花の美。



どうして、人は花を美しいと感じるのかな。
蝶やミツバチでも無いのに。









生きる事の大変さや肉体的衰えが、
生きてる素晴らしさに気づかす。



明日は、京都マラソン。
最高気温１６℃で、曇り。
良さげなコンディション。



さて、何処で応援するかな。
市役所前辺りか。。
選手の皆さんから
元気もらわないと。

」

昨日は、気温上昇。
これは、咲いてる梅の花。
これは、行かねば北野天満宮。



流行る気持ちが、足を急がせ、
重いカメラを持ちつつ、バス停まで小走り。



河原町通三条辺り。
いきなり転倒。



僅かな段差につまづいて、
宙を舞う体。



本能的に右手はカメラを守りつつ、
左手・両ひざを痛打。
周囲の注目。
カウント５で立ち上がる。



前期高齢者の仲間入り。
もう、無理はしてはいけない。
今朝は左ひざに僅かに打撲痛。



天満宮の梅は、三分から五分咲き。











上七軒





祇園や先斗町通りのようなざわざわ感皆無。
ホッとできる空間ですね
春は、もうすぐ

昨日は、結構降りましたね。
桜散らしの雨にはならず。



久しぶりの千本釈迦堂へ。
バス停に降り立つも、
ここは何処だぁ？



スマホで、現在地検索するも、
南北が逆さまに表示されて、
余計に混乱。
丸太町通りと今出川通りを勘違いしてる。。



千本釈迦堂は、北野天満宮の東側。。
仕方なく、しばらく歩くと、
目の前に立本寺。
寄っていくか。



誰もいない境内。
足元、気にせずザブザブ歩く。



転んでもタダでは起きてはいけません。(笑)



このあと、仕切り直して、大報恩寺へ。

東風吹かば　におひおこせよ　梅の花
主なしとて　春な忘れそ



道真の悲哀と梅の花。



北野天満宮に来ると、
つい道真の歌を思い出す。



東風が京都から九州まで吹いただろうか。



藤原時平の讒言による
太宰府への左遷。
現代社会でも起こりそうなドラマ。



道真の怨霊は、時平を死に追いやり、
御所に雷を落すほど。



悪い事をした人には、
ドカンと罰は当たって欲しい。
真面目に生きる人が
馬鹿を見る社会では困る。



受験合格祈願で賑わった境内も、静か。
大国さんの鼻の穴は、更に拡大。
小石も乗りそうになし。



頭が良くなりたいなら、弘法大師。
あの時代、中国語をマスターして、
遣唐使になって、密教を伝授され、
２０年の留学期間を２年に短縮。
日本に密教を取り入れた。



かつて若者が目指した立身出世。
今は、責任者は割に合わないから、
そこそこという若者も多い。



デカい夢と現実。
正直、安定志向になってしまった私。。

木屋町通の桜が、咲きだした。



高瀬川沿い。
張り出した枝に、ポツポツと。



これから、一週間。
満開までの桜は、格別。



桜の開花に、若き日を重ねる。



人と桜。



咲くべき時に、咲き。



時が来れば、散る。



ゆっくりと穏やかに。



人生、そうありたいもの。